SnoreToast (Win 10) で Notifications are disabled が出た時の対応

はじめに

Windows 10 環境で Laravel Mix を使っていたら、下記メッセージが出力されました。

Notifications are disabled
Reason: DisabledForUserPlease make sure that the app id is set correctly.
Command Line: \path\to\node_modules\node-notifier\vendor\snoreToast\snoretoast-x64.exe -p \path\to\node_modules\laravel-mix\icons\laravel.png -m "Build successful" -t "Laravel Mix"

今日は Windows 10 の SnoreToast (node-notifier) で Notifications are disabled が出た際の対応内容をご紹介します。

node-notifier
6.0.0
OS
Windows 10 Home
目次
  1. 通知の有効化
  2. 通知の設定変更
  3. Laravel Mix の設定で通知無効化
  4. おわりに

1. 通知の有効化

まず下記方法などで「通知とアクション」設定を開きます。

  1. スタートメニューをクリック
  2. 設定(歯車アイコン)をクリック
  3. システムをクリック(左メニューが表示されている場合は同メニュー最上部にある「ホーム」をクリックしてください)
  4. 左メニューの「通知とアクション」をクリック
  1. Windows キー と R キーを押す (「ファイル名を指定して実行」が開く)
  2. ms-settings:notifications を入力して実行

下の方に SnoreToast の項目があるので、そこをオンに変更してください。

もし「アプリやその他の送信者からの通知を取得する」がオフになっている場合は、まずそちらをオンにする必要があります。

これで SnoreToast の通知がされるようになります。

通知はしたくないけど、メッセージも出したくない場合は次以降を参考にしてみてください。

2. 通知の設定変更

Windows 10 では各アプリからの通知方法を設定することができます。

下記通知画面の SnoreToast をクリックしてください。
(オン/オフ スイッチ以外の部分です)

例えばアクションセンターに通知が溜まるのが困る場合は「アクション センターに通知を表示する」のチェックを外すことで解消できます。

「通知バナーを表示」のチェックも外せば、通知を「オフ」にしなくても、同様の挙動にすることが可能です。

他にも下の方に様々な設定項目がありますので、使いやすいように変更していただければと思います。

3. Laravel Mix の設定で通知無効化

Laravel Mix に限定した話になりますが、通知をしなくて良い場合は、下記のように設定することでメッセージを表示しないようにすることができます。

webpack.mix.js
let mix = require('laravel-mix');
// ↓ これで通知設定無効化
mix.disableNotifications();

チーム開発時には他メンバーも影響を受けてしまうので、導入する際にはご注意ください。

4. おわりに

SnoreToast (node-notifier) で先のメッセージが出ても動作に問題はないのですが、不要な情報は出さない方が良いと考えています。

僕はまだ Laravel Mix 以外で node-notifier や SnoreToast を使ったことがないのですが、他パッケージでも無効化オプションがないかドキュメントなどを見てみると良いのかなと思います。