プログラミング初心者が悩みや不安を抑えて学習時間を増やす方法

はじめに

プログラミングのスキルを身に着けるのには時間がかかります。人によってはすぐに上達する場合もありますが、多くの人はやはり時間がかかるでしょう。

ところで、プログラミングの勉強をしたいと思ったときに、何から始めたらいいか分からずに悩んだことはありませんか?また、既に学習を進めている場合でも、このまま進めていいのか不安になることもありますよね。

繰り返しになりますが、プログラミングの習得には時間がかかります。少しでも多くの時間を学習に費やす必要があります。

そこで今日は、そのような悩みや不安を抑えて、学習時間を少しでも多く増やすための方法をご紹介します。

今回は Web 系プログラミングの話をベースに進めますが、考え方は他の言語にも適用できると思います。

目次
  1. 言語選びに悩みすぎない
  2. 良い教材探しは程々に
  3. ブレずにやりきる
  4. 「する理由」をつける
  5. おわりに

1. 言語選びに悩みすぎない

プログラミング言語には様々な種類がありますが、メジャーな言語であればどれを選んでもいいと考えています。
僕が考えるメジャーな言語とは、PHP、Ruby、Java、Javascript など、書店にその本が多く並んでいるものです。

おそらく多い悩みは「この先も使えるのか」「学習が無駄にならないか」でしょうか。将来のことは分かりませんが、無駄にはならないので大丈夫です。1つの言語を学ぶと、他言語の学習速度が上がります。

ただしWeb系プログラミングで言語を選ぶ際には、フロントエンドとバックエンドのどちらを習得したいかを決めてください。これによって学習すべき言語が変わります。

「どちらもやりたい」と考えている方もいると思いますが、特に学習時間を十分に確保できていない場合は、優先する方を決めた方がいいと思います。

2. 良い教材探しは程々に

学習を効率よく進めるためにも、自分に合った書籍や学習コンテンツが欲しくなります。しかし、初心者のときほど、それを見極めるのは難しいものです。

もし誰かに勧められたものがあったり、良さそうと思うものがあったら、すぐにやり始めることをおススメします。これから探すなら、ネットでおススメの本を探したり、絵や配色などの見やすさで決めるのもありだと思います。

なるべく早く取り掛かり、まずは一通りやってみて下さい。

最後まで読んで、理解が足りないと感じたら、別な書籍やコンテンツに取り組むのが効果的です。1冊目で分からないことはよくあります。それでも2冊、3冊...とやっていくと理解が深まります。

3. ブレずにやりきる

Web系プログラミングの学習をしていると、インフラやネットワーク関係の情報が入ってくると思います。もしかしたら自分が学習している言語の欠点や、他の言語を強く推奨する話も見聞きするかもしれません。

確かにWeb系のプログラミングをするなら、サーバやネットワークの知識は必要です。しかしプログラミングのスキルがあまり身についていないときに、その勉強をしすぎてプログラミング学習がおろそかになるのでは本末転倒です。

他の言語については、「そちらをやりたい」という強い気持ちがない限りは気にしなくてOKです。
まずは自分で選んだ言語で、ある程度のものを作れるようになりましょう。

Webプログラマを目指すのであれば、まずは作れるようになることが重要です。
最初にどの言語で何を作れるようになりたいか目標を決めて、それに向かってその学習を継続してください。

もちろん、余力の部分で周辺知識の学習をするのは賛成です。

4. 「する理由」をつける

例えば10分間の空き時間があったときに、「そんな短時間じゃ勉強にならないし」と考えてスマホで時間をつぶすようなことはありませんか?また「今日は疲れているから」とか「集中できなくて効率が悪い」といった理由で、つい勉強を休んでしまうことはありませんか?そういったことが多いな、と感じたら「やる理由」をつけてみるのがおススメです。

10分あれば本を数ページ読める、効率が悪くても少しは進めることができる。このように考えて頑張っておくと、次もまた頑張れたりするのです。

心身の健康を崩すほどは頑張らないでほしいですが、自分が「しない理由」をつけることが多いな、と感じたら、少し頑張ってみることをおススメします。

5. おわりに

プログラミングスキルの習得には時間がかかります。その近道は、地道に学習や実践を継続して経験を積み重ねていくことだと考えています。

そのためにも、なるべく悩みを減らして、学習に取り組むことが必要です。

より良い学習方法は模索すべきだと思います。しかし、悩むだけではプログラミングは上達しません。なので「学習しながら効率のいい学習方法を探る」気持ちで頭や手を動かすことが重要であると考えています。

効率的な学習方法やモチベーションの上げ方は人によって様々なので、今回ご紹介した内容が合わない方もいるとは思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。