壊れた HDD を CFD 社の SSD「CG3VX 480GB」に換装

はじめに

僕のメイン PC (Win 10) は自作機です。 ストレージは2台で、システム用に SSD「Intel SSD 730 (240GB)」、データ用に Western Digital の HDD「WD10EALX (1TB)」という構成です。

しかし先日、使用中に突然、データ用 HDD が認識しなくなる状況に。。。

再起動したところ、UEFI(BIOS)に入る前に HDD から カリカリカリ と異常なアクセス音が鳴り続け、なかなか起動しません。数分経って起動はしたものの、やはり HDD は認識されませんでした。

そこで試しに SATA ケーブルを変更し、電源コネクタを別なものに替えたところ認識はされました。急いで優先度の高いデータからバックアップを取りましたが、一部は読み取れず。Windows の「エラーチェック」で修復も行いましたがダメで、仕方がないので、買い替えることにしました。

今日は、その代替として CFD の「CG3VX 480GB」を選んだ理由と、そのベンチマーク、使用感についてご紹介します。

目次
  1. HDD or SSD
  2. CFD「CG3VX 480GB」を選んだ理由
  3. ベンチマーク
  4. おわりに

1. HDD or SSD

製品の選定ですが、今回は HDD にするという考えはありませんでした。

というのも、ここ最近の使用状況は 50GB ~ 100GB 程度。今後のことを考えても 500GB 程度あれば十分そうです。

最近は SSD の低価格化が進んでおり、500GB 程度なら 5,000 円台で購入することができます。HDD なら 3,000 円台で買えますが、高速化などの恩恵を考えると、500GB なら SSD の方がコスパが良いと思います。

1TB だと HDD と SSD の差額が 5,000 円以上になりますが、それでも予算が許せば SSD がオスメです。
2TB を超えると HDD と SSD の価格差が 1万円以上になり HDD でも良いかなと感じます。

2. CFD「CG3VX 480GB」を選んだ理由

今回は低価格なエントリーモデルながらも、それなりに定評がある CFD の「CG3VX 480GB」(CSSD-S6B480CG3VX)を選択しました。値段は税込みで 5,300 円ぐらいです。

少しの差額を出せば、性能のよい crucial の「MX500」が手に入り、結構惹かれてはいたのですが、「データ用のドライブだし」という思いや、「エントリーモデルの実力ってどうなの?」という疑問もあり、価格.com でほぼ最安値(480GB の SSD で2番目)の「CG3VX 480GB」にしました。

3. ベンチマーク

SSD を取り付けて NTFS でフォーマットし、まずは速度を測ってみました。使用したソフトは、定番の「CrystalDiskMark 7.0.0 x64」です。

設定はデフォルトのもので、テスト回数「5」、サイズ「1GiB」で行っています。
厳密な比較にはなりませんが、参考までに「Intel SSD 730 (240GB)」も計測しました。

残念ながら、今回の調査では CG3VX は 5年前の Intel SSD 730 と比べても若干遅い結果になりました。でもまぁエントリーモデルですからね。
(Intel SSD 730 の価格は、240GB のモデルでも2万円ぐらいだったと思います)

この数値でも、遅いと感じることはありません。前が HDD だったこともありますが、かなり快適に感じます。しかし、大きなファイルや、大量のファイルの出し入れが多い場合には、影響があるのかもしれません。

さて、その後 HDD からファイルを SSD に移して発熱をチェック。こちらも定番の CrystalDiskInfo で調べました。

CG3VX は筐体が樹脂製だったので心配だったのですが、温度は35度程度でした。もしかしたら長時間使うと上がるのかもしれませんが、思ったより低かったです。

4. おわりに

今回購入した CFD「CG3VX」は、非常に低価格で入手しやすい SSD です。ベンチマークソフトのスコアは高くありませんでしたが、今のところ遅いと感じることはありません。

コスパはとても良いと思います。
(ただし、耐久性については分かっていません。)

最後にちょっと余談ですが、バックアップは本当に大切です。 HDD や SSD はいつ壊れるのか分かりません。 そうなった時に困らないように、普段から備えておくことをおススメします。